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気むずかし屋のピンクゴールド
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● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ● ピンクゴールドの出現はジュエリーの世界に新しい一つの扉を開けてくれました 一昔前までは18金と言えば、あの金色に輝く地金を想像する人が殆どだったことでしょう いえ、今でももしかしたらピンクゴールドやホワイトゴールドは全く違った地金であって 18金=イエローゴールドと言う発想は深く皆さまの認識の中に根付いたままかもしれませんね。 ● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ●●○● ● |

それなら、まずは18金と言う地金について少しお話しなければなりませんね。 いわゆるピンクゴールド・ホワイトゴールド・イエローゴールドは基本的には全て18金です。 純金である24金に割り地金を混ぜて、純度を少し落とすことにより地金の強度を増します。 純金である24金ではあまりにも柔らか過ぎて、製品を加工するには不向きだからです。 例えば強く爪で抑えると跡形がつくほど24金はやわらかい地金なのです。 純金のままでは少し凝ったデザインの指輪を加工したとしても、 すぐに磨耗してデザインが崩れてしまい 折角の元のデザインはどんなのだったかなぁ?なんてことにもなりかねません。 そのため全体の地金重量の25%は金以外の地金を混ぜるわけです。 この混ぜる地金の事を割り地金と言います。 (割り地金のパーセンテージが上がると段々と質が下がり、14金、10金となるわけです) このようなことから18金は製品加工に最も適した性質を持つ地金であるとも言えます。 そして割り地金の種類によって出来上がりの18金の色は イエロー・ホワイト・ピンクという風に変わってくることになります。 メーカーによって微妙に色が違うのもその所為です。 |
ピンクゴールドの製品は最近続々と販売されるようになってきましたね。 イエローゴールドのような派手さはなく、 優しい上品な輝きは見るものに今までにはなかった落ち着いたかわいい印象を与えてくれます。 あまり高額ではないピンクゴールド製品は全てキャスト枠で量産された製品です。 が、私どものような地金を鍛造して加工する職人にとってはこの地金、実はなかなかの曲者なのです。 |
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私どもアトワンスではイエローゴールド以外の ピンク・ホワイトゴールドは地金から調合して加工させて頂きます。 が、ピンクゴールドは特に扱いの難しい少々厄介な性質を持つ地金で ご依頼を頂く度に職人である主人は嘆いてしまうほどです。 |
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ピンクゴールドは他の地金に比べると極端に粘りのない性質の地金です。 そのため溶接部分がはじけやすく、また加工途中もすぐに割れてしまう性質があります。 何度も割れてしまう地金と悪戦苦闘しながら最終的に仕上げていくわけです。 元々ピンクゴールドはキャスト工法(地金を型に流し込んで量産する方法)に向く地金なのです。
それなら溶接する必要もないわけですから。 このようなことから鍛造して、1点1点丁寧に加工する私どもでは ピンクゴールドでの指輪の加工代金は大変申し訳ありませんが少し割高の料金を頂戴しております。 また地金の性質上、溶接部分が目を凝らしてみるとうっすらと見えることがあります。 その点予めご了承頂きたいと思います。 出来上がり後の指輪に付いても、めったにあることではありませんが
何か強い衝撃を与えると溶接してあった部分がパチンとはじけて外れてしまう可能性があります。 もちろんすぐにそのような事が起こった場合はこちらで無料で修理させて頂きますが、 お使いになられてからですと修理代金を頂戴しなければならなくなります。 いまだかつてその様なお申し出をお受けしたことはありませんが、 少しでもその可能性があることはお伝えしなければならないとアトワンスは考えております。 そしてマイナス面も全てご承知頂いた上で加工をご依頼を頂ければ大変嬉しいです。 |
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