2005年
明けましておめでとうございます
えっ?今年は狸年?いえいえ違います
実家近くの小さな古墳に住み着いた
たぬきくんたちがあまりにかわいくて・・・
今年はのんびりゆっくりほのぼのと
過ごせたらいいなぁと思う次第です
皆様にとっても穏やかな一年でありますように
心より祈っております
1月1日
最愛なるシャガール
この青が好きで
エッフェル塔が好きで
鳥が好きで
心震わす物に出逢うということ
生きていく上で
空気や水や音楽と同じくらい
大切な事だってこと
きみにもわかる日が
きっときっと来るだろう
1月23日
冬の日
待ち焦がれた夜が明ける
今日がどんな日になるのかなんて
誰にもわかりはしない
だから
だから平然と
ここにこうして立っているのさ
1月25日
細かな産毛を葉にいっぱいつけて
この寒空に新芽を出すの?
すごいねぇ
えらいねぇ
深い真紅の花の色は 寒さに耐え忍んだ証だね
冬枯れたベランダで見つけた
凛としたその姿
私もこんな風に生きて
そして消えていきたい
1月27日
娘からのお土産
石畳の水溜りに映るサンピエトロ寺院
イタリアの空気はどうだった?
風の匂いは違ってた?
あなたの心に何かが残ったら
それで
それだけでうれしいよ
2月11日
もうすぐ夜が明けるね
いよいよ行くんだ
もう帰ってこないんだね
ちょっと寂しいけど
でもなぜか
たまらなくうれしいよ
新しい世界への第一歩
この胸の高鳴りをきっと忘れない
3月7日
避雷針もアンテナも
ビルの広告塔も
みんな包んで
一日は暮れていくんだね
春の声に
何か落ち着かないわたしは
明日の朝
新しい一日を
どんな顔をして迎えているんだろう
3月17日
満開の梅の花にヒヨドリ
心塞ぐ日
うなだれていたのに
時がくれば花は咲き
鳥は空を飛ぶ
そうだね
自然は些細な事を
一々気には留めない
それでいいんだね
3月26日
お花畑の真中でお昼寝がしたい
遠くで人の声が聞こえ
風がそよそよと吹くなか
うつらうつらとお昼寝がしたい
土の匂い
青い空
大人になるって
心が貧しくなっていくようでいやだな
4月19日
貨物線を挟んで見る梅田の街は
冷たい都会の顔
何で私はここにいるんだろう
青い空も
渡る風も
みんな同じはずなのに
何だか味気なくてさみしいよ
5月5日
天からそっと見下ろすのは誰?
見上げれば懐かしい金宝樹の花
無口で静かなのに
この圧倒的な存在感
何が大事なのか見えなくなったの?
指の間からこぼれ落ちていくのは
掛け替えの無いものなんだよ
だから
この一瞬を抱きしめて
今を深く生きよう
5月24日
磨りガラス越しに鮮やかな色
あわてて窓を開ければ
ほら見てご覧
やっぱりきれいな空!
疲れたから、もう何処かへ逃げ出したいけど
それでは何にも解決しないよね
夕焼けがなぐさめてくれるんだ
あなたに会いたい
6月5日
深い絨毯のような草原を行けば
ほら、懐かしい艇庫やね
高校時代のカヌー部の思い出は楽しい事ばかり
時々淀川の光る川面に
力強くパドルをこぐ
あなたの姿を探してしまう
こうして時は無情に流れて行くってこと
身にしみてわかったよ
だから だから今を抱きしめよう
6月28日
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