2003年

暮れのあわただしさ
おせち料理なんて作らなければ
もっともっとゆっくりと時間を過ごせるだろうに

でも元旦の朝
みんなで新年を祝う一瞬は
掛け替えのない幸せな一時

新しい年
心を込めて精一杯頑張ります
どうぞよろしくお願い申し上げます

1月1日




懐かしい八幡さま
子供の頃
淡い黄色のマフラーを巻いて
父と二人で写生に来たっけ

穏やかな冬の一日
大きな樫の木は
あの日のまま

1月6日


”商売繁盛で笹もって来い”
掛け声もにぎやかな十日戎

前向きに生きよう
明るい気持ちでいよう

暗い日々を笑い話に変えよう

きっときっと
あなたにだって出来るさ

1月10日


冬枯れた山並み
故郷の風景は何も変わらぬままの美しさ
いつでもそっと優しく私達を包んでくれる
ありがとう
ありがとう
この温もりはあなたが与えてくれたもの

1月19日


コートのポケットに手を入れて
足早に先を急ぐ人の波は
気付く事もなく通り過ぎていく

さざんか さざんか 咲いた道
たきびだ たきびだ 落ち葉焚き

ほら、赤い山茶花
雪もちらつく寒い風の中
こんなにきれいに咲いているよ

2月2日


今年はいつまでも寒いなぁ
この寒さも
東大寺のお水取りが終わるまでの我慢

でも
冬枯れたベランダに
確かな春の息吹
もうすぐだね
もうすぐ会えるね!!

3月9日



もう電気鉛筆削りでは削れないよ
子ども達の
幼い頃からの残り物
久しぶりにナイフで削ったら
全部削りたくなっちゃった
何だか心があったかいのはなぁーぜ
キャップを付けて
最後まで使ってあげようね!

3月22日



春はここに
確かに来てるのに
水面のユリカモメは
優しい風に吹かれながら
穏やかに浮かんでいるのに

みんなが
こんな小さな幸せを
心から喜べる日が来たらいい

3月25日

今日はあちこちで
入学式や始業式
いよいよ新しい一年の始まり

真新しい制服に手を通して
さぁ、行っておいで
こわがらずに
胸をはって
きっときっと
あなたを待っていてくれる
輝く世界があるから

4月8日


夜、窓を開けると久しぶりの雨
ほら、しとしとと静かな雨音

明日の朝
木々はいっせいに
淡い緑の若葉を
その美しい枝に
散りばめていることだろう

心穏やかな一夜

4月20日


高層ビルの谷間で泳ぐ鯉のぼりよ
5月の風は気持ちいいかい

何の因果か
何でこんな都会の真中で
泳いでいるのか

どこか田舎の深い緑の中で
風を切って
泳ぎたかっただろうに

5月1日



これは置物ではありません
イタチかはたまたカラスの仕業か
傷ついてうずくまっていた雉鳩

このままじゃ
また襲われてしまうと
助けてはみたものの
いつまでもここにはいられないよ

早く飛んでお行き!
かわいくて離れるのが辛くなるよ


5月7日
下の娘が
お小遣いを全部出して
買ってきてくれたカーネーション

どんな高価なお花よりも
どんな洒落たアレンジメントよりも
ずっとずっと嬉しいよ

ありがとう!

5月12日


忙しさにかまけて
ほったらかしにしているのに・・

キャットテールの新芽ががかわいい
風に揺れて
真っ赤なフワフワ
こころがやさしくなるよ

ごめんね
そして、ありがとう!

5月24日



六甲山から見渡す大阪の市街地
今日は曇っていて良く見えないね

あの騒がしい都会で頑張っているんだね
負けないで!
歯を食いしばるあなたに
精一杯のエールを送ろう

きっと、きっと大丈夫だよ

6月29日

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