まだ夏の匂いはしないね
瑞々しい葉や花の色たちも
今日はひっそり静けさをたたえている
可能性は無限だから
ただ
それを信じて
歩いて行けばいいんだね
でも幾ら手を伸ばしても届かない・・・
いつになったら
この蒼空に触れることが出来るんだろう
7月5日
そこで隠れてるの?
もうすぐ巣立つんだね
おまえがこのベランダを選んだこと
決してありがたくない出来事だったけど
でも
元気で暮らしてね
これも縁があったってことだから
厳しい世界へ
飛び立つ日が近づくよ
見守ることはできないけど
幸運を祈ろう
ほら今も向かいのピルの鉄塔から
親が心配そうに見てる
もうそろそろお行き!
8月18日
私の周りには
決して当り前では無い幸せが溢れている
毎朝目覚めること
誰かの為にお弁当を作ること
必要とされて働くこと
自転車でお買い物に出掛ける事
”お帰りなさい”と家族を迎えること
”夕焼けがきれいやよ”
と声をかける相手があること
全ては涙が出るほど嬉しいこと
そして
いつか
何もできなくなる日が
私にも来る
9月7日
風車が軽やかにくるくる回るよ
昨日は my birthday
ついに大台に乗ったなって思いながら
朝ふとこんなことを考えたよ
百の位で四捨五入したら
そう100
ということは昨日までは
ゼロだったんだ
今日が始まりの日なんだってね
色々な経験をしてきたけど
まだまだ予行演習だったんだ
これからがいよいよ本番なんだって
優しい秋の風がうれしいよ
9月24日
今朝はビルが霞んで見えるね
変わりない一日が始まろうとしている
大好きだった人の突然の訃報
悲しいよりも
潔い最期に淡い憧れを感じる
あんなに深く
あんなに大きく
自然な生き様
私の目指すべき場所は
果てしなく遠く
限りなくはるか彼方にある
道は遠いな
心に道標を抱いて歩いていこう
10月18日
久しぶりの京都
頂いたチケットを手に美術館を訪れた
あまりの人出に少々辟易したけれど
・・・一枚の絵に出会う
当時の優雅で厳しい時代背景を思い浮かべると
涙が溢れる
この絵に会えただけで
今日は至福の一日
街中なのに疎水には豊かに水が流れ
鳥が飛び交う古の都
夕暮れ時
レンガ造りの大学通りを歩く
学生時代の儚く幼い自分
希望に満ち、絶望にくれていたあの時が
愛しくて懐かしい
もっともっと
自分を
時間を
大切にしないともったいない気がした
11月1日
突然の山陰への旅行は
まるで神様に導かれるように
私たちを夢のような世界へと誘ってくれた
雄大な空も
色とりどりの紅葉も
降りしきる雪も
きっとみんなの脳裏に焼きついたね
楽しかったね!
何年経っても
きっとこの日のこと
いっぱい話すだろうね
誰にありがとうって言えばいいんだろう
空がみんなをやさしく包んでくれてる
11月18日
ふと気付けば
知らぬ間に街はクリスマス一色
あわてて飾った我が家のツリー
今年は電飾を新調した
わぁ〜きれいだね!
8種類も光り方が変わるんだって?!
あと何回
こうしてツリーを一緒に見るんだろう
家族はこんな風に離れ離れになるんだ
いつか私も一人になるんだね
しっかりと地に足をつけて
さぁ高い場所を目指そう!
12月9日
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